歩行データを計測するデバイスは多く存在しますが、屋外歩行で「どれくらい足が上がっているか(=腿上げの高さ)」を手軽に可視化できるデバイス×スマホアプリのセットは、ほとんどありませんでした。今回は 足元センサーの ORPHE CORE × ORPHE TRACK を使い、通常歩行と、意識的に腿を上げた“腿上げ歩行”の違いを記録できるかを検証しました。結果として、屋外の自然な歩行でも足の高さの変化がしっかりと数値に反映され、“足の上げ方”というこれまで測りにくかった動きをデータとして扱えることが確認できました。ORPHE TRACKとは?ORPHE TRACK はシューズに装着したORPHE COREで取得した歩行・走行データを計測できるアプリです。計測できる主な指標:ストライドの高さ(本来ランニング用途を想定していますが、今回はこちらを腿上げの指標として使用します)接地時間ストライド長左右差着地姿勢軌跡データ など▶ ORPHE TRACK 商品ページ https://orphe.io/track▶ ORPHE CORE(対応センサー) https://orphe.io/core実験内容以下の 2種類の歩行を15分間内で切り替えながら計測しました。①:通常歩行②:腿上げ歩行(5〜10分の区間で実施)計測結果:腿上げ歩行の差が数値として表れる下記は ORPHE TRACK アプリに表示された「ストライドの高さ」のスクリーンショットです。※全体15分歩行中の5-10分の間は腿上げを意識して歩行 (後半疲れてしまい、足の高さの数値が下がってしまっていますが・・笑)通常歩行(0〜5分)左右ともに 約10cm前後 の高さで安定。腿上げ歩行(5〜10分)左右とも 10cm → 20cm 程度へ上昇。→ 腿を上げた区間が明確に可視化されていることが分かります。屋外を歩きながらの“腿上げの可視化”という観点では、新しい可能性を感じられるユースケースとなりました。腿上げが可視化できるメリット① 運動効果の向上・ダイエット活用足をしっかり上げて歩く「腿上げ歩行」は、消費カロリーが増える運動として知られています。どれだけ足を上げられているかを可視化できることで、トレーニング内容の改善につながります。② 高齢者の歩行トレーニング足が上がらないことはつまずきやすさに直結します。屋外での散歩中に「腿上げできている時間」が分かれば、リハビリ指標として活用できます。③ 歩行研究・ヘルスケア用途ステッパーやその場足踏みの研究は世の中にある一方、屋外の自然歩行 × 腿上げを継続的に計測できるツールは限られています。研究者にとっても新しい計測軸になり得ます。④ フィットネス動画・YouTuberの企画づくり“外を歩きながら腿上げをどれだけ継続できるか”など、これまで勘頼みだった部分をデータ化して示すことができます。今後できる可能性(技術的に)今回のようにストライド高さが取得できれば、データ解析次第で、セッション中の“足上げ割合”足上げ回数平均高さ・最大高さ通常歩行との比較レポートなど、行動を振り返るレポートのような解析も技術的には可能です。研究用途・データ活用を検討したい方へ現在 ORPHE TRACKでは複雑な共同研究や大規模開発に多くのリソースを割くことは難しい状況です。ただし、腿上げ歩行の計測を試してみたい小規模な検証レベルで相談したいデータの活用方法を知りたいといった場合には、可能な範囲でサポート方法を検討することがあります。ご希望の方は、お手数ですが下記フォームよりお問い合わせください。(すべてのケースに対応できない可能性がある点だけご了承ください)👉 お問い合わせ:当社サポート窓口まで(サポート窓口:https://form.run/@orphesupport/)まとめORPHE TRACK により、屋外歩行での「腿上げ」の高さを可視化できることが確認できた通常歩行と腿上げ歩行で明確に数値差が生じるダイエット、リハビリ、歩行研究、動画制作など幅広い応用可能屋外の腿上げを手軽に計測できる点は ORPHE TRACK の大きな特徴